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2023年3月20日

2023年2月度テレビCM放送回数ランキング発表 ~季節の変わり目の体調不良を予防する商品がランクイン~

テレビCMデータ

2023年2月度 企業別テレビCM放送回数(全国地上波25局、BS放送6局合計)


■2023年2月度の概要
2023年2月度の商品別ランキングは、1位リクルートホールディングス「スーモ」、2位ニトリ「ニトリ」、3位ソニー損害保険「ソニー損保の自動車保険」。リクルートホールディングス「スーモ」は2023年1月度に続いての1位となりました。なお、ニトリ「ニトリ」は2022年7月度から、ソニー損害保険「ソニー損保の自動車保険」は2022年4月度から商品別ランキングにランクインし続けており、時季を問わずCM出稿量が多いといえます。

2月度の商品別ランキングで目立った動きを見せたのは、5位のアリナミン製薬「アリナミンEXプラスα」、6位の龍角散「おくすり飲めたね」、8位の龍角散「らくらく服用ゼリー」、20位の小野薬品ヘルスケア「REMWELL」といった製薬会社のCMです。いずれの商品も、1月度より大きく順位を上げてのランクインとなりました。

5位のアリナミン製薬「アリナミンEXプラスα」は眼精疲労や肩こり・腰痛の改善、20位の小野薬品ヘルスケア「REMWELL」は睡眠の質の向上に効くサプリメントです。季節の変わり目には体調を崩しやすいので、疲労回復をサポートし、不調を防ぐ商品のCM出稿が増えたと考えられます。

また今回、2021年2月度(*1)と2022年2月度(*2)の商品別ランキングに入っていたエスエス製薬「アレジオン20」等、花粉によるアレルギー症状を緩和する商品のCMは商品別ランキング圏外でした。一方、6位の龍角散「おくすり飲めたね」と8位の龍角散「らくらく服用ゼリー」は、2021年以来初めて2月度の商品別ランキングにランクインしました。

9位には、ユー・エス・ジェイ「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」がランクインしました。
2021年2月度と2022年2月度の商品別ランキングにはアミューズメント施設のCMは入っていなかったことから、
新型コロナウイルス感染症流行前の日常が戻りつつあることが伺えます。

■2023年2月度 エリア別テレビCM放送回数ランキング
東京・大阪・名古屋・福岡・札幌のエリア別ランキングには、商品別ランキング1位のリクルートホールディングス「スーモ」、2位のニトリ「ニトリ」、3位のソニー損害保険「ソニー損保の自動車保険」、4位のIndeed Japan「Indeed」、7位の日本宝くじ協会「バレンタインジャンボ宝くじ/バレンタインジャンボミニ」の5つがランクインしており、全国的な大量出稿となっていることが見て取れます。また、福岡地区と札幌地区では、タカヤマ「髙山質店」、リョーユーパン「リョーユーパン」、北海道ガス「北ガスの電気」など、そのエリアならではのCMがランクインしました。

商品別ランキング9位のユー・エス・ジェイ「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の放送回数2960回のうち、2720回は大阪地区・名古屋地区での放送でした。同CMは、2023年1月度(*3)の大阪・名古屋のエリア別ランキングにもランクインしていました。新型コロナ関連の規制緩和を受け、施設周辺エリアの人を中心にアプローチし、春休みシーズンの来園者増加を図っていると見受けられます。

【東京】


【大阪】


【名古屋】


【福岡】


【札幌】


【BS】


*1 2021年2月度テレビCM放送回数ランキング発表:< https://www.so-netmedia.jp/topics/news-2021-pr_release_20210311_zb/ >
*2 2022年2月度テレビCM放送回数ランキング発表:< https://www.so-netmedia.jp/topics/pr_release_20220309_zb/ >
*3 2023年1月度テレビCM放送回数ランキング発表:< https://www.so-netmedia.jp/topics/pr_release_20230213_zb/ >

■調査概要
【調査期間】2023月2月1日~2月28日
【対象】番組宣伝を除いた全国地上波25局、BS放送6局のテレビCM
【調査方法】動画認識エンジンを活用したテレビCM自動認識システムにて取得した放送履歴情報を基に調査


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