100年に一度といわれている、世界の経済恐慌。
毎日のように、家電メーカーや自動車メーカーの衝撃的とも言える赤字決算がニュースになっています。
米国の家電ショップのテレビ売り場では、日本メーカーのテレビの展示は奥の方にひっそりで、店頭で目に付くのは韓国メーカーなどの極端に安い液晶テレビばかりだそうです。
お店が展示してくれなければ、売れなくなるのは当然でしょう。
私の古巣のソニーも大変なことになっているものと想像します。
テレビもデジタル化されて、アナログ時代の「職人芸」による高画質や高品質という時代は完全に終わったといえるでしょう!
デジタルになると、ソフトウエアや信号処理IC、表示デバイスなどの部品さえ手に入れれば極端な話、誰でも高品質なテレビを製造できます。
そうなると、製造コストが安くてデバイスを自前で持っているメーカーが強くなるのは明白です。
今後の日本の家電メーカーは、価格破壊とも言える状況下、同じ土俵で戦うべきなのでしょうか?
ここからは、私の期待を込めた近い未来の妄想です・・・
リビングには60インチクラスの大画面液晶テレビ・・・だいぶ昔に7万円ぐらいで買った韓国メーカーのテレビ。
でも、アンテナ線は繋げてない・・・アンテナ線は隣にあるDVDプレイヤーみたいな箱に繋いである・・・要はテレビは単なるモニター。
この箱には、SONYのロゴと「TVVAIO」のブランドロゴ。
この「TVVAIO」は、携帯電話のように買ってきたら設定無しでワイヤレスWANか公衆LANか何かに繋がっているらしい。
代金も月々1000円程度を払い続けるだけで、購入時の負担はほんの僅か。
電源ONすると60インチのモニターも同時にONになり、その画面左半分には、各局が放送した(している)各番組(の番宣映像)や新譜CDのプロモビデオ、インターネット上でアクセスの多い映像などの動画がサムネイルで表示され、右半分にはスポンサー企業のコマーシャル動画のサムネイル・・・
コマーシャル動画も、短編動画コンテンツとして十分楽しめる動画だ・・・
しかも、使えば使うほどその家族が好むだろうコンテンツを優先的に表示してくれる。
リモコンで観たい画像を選ぶと、画面いっぱいに動画が再生される。
ユーザーは、放送中の番組なのか、録画再生なのか、インターネット上の画像なのか全く意識することなく楽しめる。
時間が無いときや試しにちょっと観てみたい時は、「ダイジェスト」を指定すると番組の要所要所が自動的に編集されたダイジェスト版をみれる。
リモコンには、任天堂DSのように5インチほどの液晶画面が二つ付いていて、上の画面は60インチモニターと同じ画像が表示されて、例えば新人タレントさん登場のシーンをポーズ(リモコン上だけポーズになる)にして、顔の部分をタッチすると、下の画面にはその人のプロフィールやブログを読むことが出来る。
同じタレントさんが出演している他の番組やコマーシャル映像もすぐに観れる。
ポーズ画像のタレントさんが着ている服やアクセサリーをタッチすると、その服やアイテムに似たものが検索されて下の画面に表示され、その場でネットショッピングもできる。
コマーシャル動画でも同様に、映像の中で気になる物をその場で調べたり買ったり出来る。
もちろん、使われている音楽もその場でダウンロードしてiPotなどで聞くことができる。
リモコンは家の中どこでも持ち歩けて、大画面の映像とは別の映像を観る事もできる。
リモコンは家族全員分追加することが出来て、携帯電話でも代用できる・・・
こうなると、従来のテレビもPCも家庭から消えて、新しい家電の出現です。
きっとどのメーカーも企画のレベルでは、何年も前から考えていることだとは思います。
実現するには、放送、通信、広告、メーカーの各業界が一体となって新しいビジネスモデルの構築が必要だとは思いますが・・・
このところの地デジ需要の次の特需に向けて、どなたか先陣を切りませんか!
