先日のワイン会で隣にいた独身女性から、
「結婚相手を決めるとき、男性の何を見ればいいのでしょうか?」
唐突で切実な質問でした。
私は、「尊敬してるかどうかじゃない?」と即答しました。
彼女にどんな彼がいるかは聞いていませんが、私にこういう質問するということは、たぶんドキドキ・ワクワクの恋愛時代は熟して客観的に結婚を考えようとているのだなと思い、「尊敬」の言葉が頭に浮かびました。
一般的には、
・・・共通した趣味がある
・・・同じものを食べて二人とも美味しいとおもう
・・・一緒に映画を見て同じようなところで泣く
・・・幼少時代からの生活レベルに差が少ないこと
二人の「価値観」が合う人同士はうまくいくと言う人も多いです。
もちろんこの考えも賛成です。
が、もっと奥に「尊敬している(できる)かどうか」があるのではないでしょうか?
尊敬する人として過去の偉人や業界の著名人を挙げるのは普通ですが、身近な人の場合、心から尊敬していると感じられる人は意外と少ないものです。
著書や情報メディアを通じて尊敬している人は、その人の良い面しか知らないですが、身近な人は全部見えてしまっているからです。
恋人同士や夫婦だけでなく、家族や友人、会社のメンバー、仕事のパートナー、すべての人間関係で、長く良い関係が続くのは必ずどこかに「尊敬」の想いがあるからだと思うのです。
例えば夫婦の場合、妻は企業戦争の前線で働く夫の強さ・能力を尊敬し、夫は炊事洗濯などの家事を休みなく続けて家庭を守ろうとする妻の姿勢を尊敬する・・・
子供が親を尊敬するのは分かりやすいですが、親も子供の新鮮な感じ方や思いもしないことへの集中力に感心することは、ある意味「尊敬」しているのだと思います。
「尊敬」が続く限り、彼女は彼と結婚してもうまくいくと思うのです。
今の彼女は、彼に対して愛しい気持ちが意識を占領して、「尊敬」なんてことは感じていないかもしれません。
でも、必ず彼のどこかを尊敬しているはずです。
・・・自分では出来ない・苦手と思っていることを普通にこなしている
・・・趣味が一緒でも、彼のレベルには到底追いつかない
・・・家族や身の回りの人間を心から大切にしている
など、何かしら尊敬したからこそ、愛情が生まれたのだと思います。
「恋愛」、「家族愛」、「人間愛」は、「尊敬」の念の上に生まれるものだと思うのです。
また、「尊敬」の念はそう簡単に覆らないので、「尊敬」から生まれた愛は本物です。
あなたも、身近な人のどこを尊敬しているか考えてみませんか?
そして次に、パートナーがあなたのどこを尊敬しているのか・・・機会があったら聞いてみたらどうでしょうか?
