2008年9月アーカイブ

男性は弱い?

男は弱い_resize.jpg先日、昔の仕事仲間と久しぶりに飲んだときのこと・・・

「男性は筋力以外の全てにおいて女性に劣っている!」
という話題になりました。

女性は、基本的に知能も上だし忍耐強く、環境への順応力も高い・・・物理的な痛みにも強く、失恋からの立ち直りも早い・・・

平均寿命もほとんどの先進国で女性の方が長寿。
海で漂流しても男性より女性の生存率の方が上。
内臓機能、特に心臓は女性の方が強固。
・・・ある心臓疾患を持つ女性が、男性の心臓を移植して成功したけど、男性の心臓だと出産に耐えられないかもしれないと医者から言われた話を聞いたことがあります。結局無事出産したそうですが、男性の心臓の方が弱いことに驚いたものです。

子供を生むという子孫繁栄に欠かせない機能を持ち合わせる女性は、本能的にも筋力以外の物理的にもあらゆる面で強いと思うのです。

実際、より良い子孫を残す為に、女性は本能で適した男性を選んでいるそうです。
女性が、男性の地位や財力に魅力を感じるのも一種の本能なのかもしれませんが・・・
興味深いのは、一般的に女性は男性に恋する要素として「良い匂い」があると聞きますが、女性は自分に無い免疫力を持っている男性ほど「良い匂い」と感じるそうです。
女性の本能的な能力には脱帽です。

しかしながら、現実の今の社会では、男尊女卑といわれるように社会的には男性の方が上という風習がいまだ根強くあるようです。

古代では、逆に女性の地位のほうが上だったとも言われています。
古代の女性は子供を生むことができるということで尊重され、食料確保のためにパシリのように狩猟を強いられた男性が徐々に筋力を付けてきた・・・ウソかホントか知りませんが中学生の娘から聞いた話です。
その後何千年かの間に人口が増えて人間同士の争いが蔓延してくると、どうしても筋力がある男性に頼らざるを得なくなり、戦いで命を落とすリスクを負う男性が功績を残すと財を得るという理屈に、強くて財を持つ男の子孫を残したいという女性の本能が合わさり、男尊女卑の社会が形成されたのではないでしょうか?

日本では戦国時代以降、儒教の影響もあって男尊女卑の社会が始まったと言われています。
中国やインドでは、特に中国は一人っ子政策の影響もあり、社会で優遇される男子を欲しがる為にお腹の子供が女性だと分かると中絶してしまうといった、悲しい現実もあったようです。

現在の日本の社会で、男性優遇の文化の名残りに悩んでいる女性もいらっしゃるとは思いますが、一般的に家庭でも職場でも、やはり「女性は強い」と感じる男性は少なくないのではないでしょうか?

現代の日本の若者たちは、女性が男性に愛の告白をしたりプロポーズしたりするのが当たり前になってきているようです。

ここで話は変りますが、人間を分類すると、男性、女性ともう一つあるという話をご存知ですか?
答えは「おばさん」です!?
通常の意味のおばさんではなく、まれにいらっしゃる「女性を捨てた女性」という意味だそうです。
「おばさん」に怖いものはありません・・・自分の歩く道路は自分のもの・・・実際に最強です。
男性は、いくら歳をとっても女性に魅力を感じるし、男性として自分をアピールしようとします。
だから、「おじさん」という分類はないそうです。
まあ、笑い話ですが・・・

古代からの剣を振りかざす人間同士の争いはもう無いと思いますし、あってはならないですが仮に争いがあったとしても、もう腕力ではなく文明の利器を使った知恵の戦いになるはずです。
筋力は不要なのです・・・唯一の男の優位性は無意味となります。
もう男尊女卑の時代は終わろうとしていると私は思います。

オリンピックで、男女別の種目が残るのは仕方ないとして、「男尊女卑」と「おばさん」という言葉が死語になる日が近い将来来るのを願っています・・・

我々男性は、素養として女性に劣っている分、これから一層頑張らねばなりませんね!

自分のセンスを伝えたい!?

センスを伝えたい_resize.jpg弊社はこの9月に、ケータイ向け無料コンテンツサービス「myupo(ミューポ)」と、PC向けの画像認識技術を応用したファッションポータルサイト「miteca(ミテカ)」をリリースしました。

myupo」は、着うた(カバー)をデコメールと一緒に友達に送れる、新しいタイプのコミュニケーションツールを提供しています。サービス企画は現場の若者がリーダーとなり練り上げた、徹底的にユーザー視点に立った企画です。

デコメは10代から20代の若い女性層を中心に頻繁に利用されていますが、この世代は大変センシティブで音楽にも敏感です。ある曲に感動し、その歌詞を自分のメッセージとしてデコメと一緒に友達や恋人にプレゼントしたい・・・こんな想いを簡単に実現できるサイトを目指しました。

miteca」は、ファッションに興味があるやはり10代から20代の女性向けに、例えばサイト上で気になったワンピースやカットソーに、「見た目で似た」別のファッションアイテムを探せるファッションポータルサイトです。

ブランドや商品名から目的の商品を探す従来の「検索」は既存のポータルサイトに譲って、我々が目指すのは、感覚的に・・・感性的に「似ている」ものの商品画像をリストして、目に入ってくる別の商品に新たな「発見」があり、その発見から更に「見た目で似た」商品を表示させる・・・実際のショッピングモールで各店舗のショーウインドウから次々に目に飛び込んでくる「あれカワイイ!」をサイト上で実現させる、そんな「探索」ができるサイトです。

従来の「検索」は、目的に向かっていかに簡単に絞り込めるか・・・が一つの指標ですが、我々が目指す「探索」は、キーワードを一切入力することなく、ある意味「発散」させて新しい「発見」を楽しんでいただく、滞在型サイトを目指しています。

「こんなデザインで色使いが違うものは無いかなぁ?」・・・「こんな花柄で七部袖のカットソーはないかなぁ?」・・・こんな具体的な要望を意識させる前に、なんとなく似ている商品画像を次々と表示することによって、キーワード入力不要の理屈抜きの「感性による検索」=「探索」を実現しています。

たくさんの商品画像から、気になった商品を自分だけの「クローゼット」に取り置き出来て、さらに気に入ったトップス、ボトムス、アクセサリー、バッグ、ブーツ、小物類などを組み合わせて試着気分で自分だけのショーウインドウに展示できる「コーディネート」機能も充実しています。
既に持っているボトムの写真を撮って、買うか迷っているトップスやバッグの画像をコーディネートしてみて、気に入ったら買っちゃう・・・こんなことも出来るようにする予定です。
このコーディネートは、一つの作品として公開できて、ユーザー同士で自分のファッションセンスをアピールし合う楽しみも提供しています。
ユーザーが公開したたくさんのコーディネートをウインドウショッピングのように次々と見て楽しむこともできますし、あなたのコーディネートを気に入った他のユーザーがアイテムをまとめて購入しちゃうなんてこともあるかも・・・。

グランドオープン記念で、「miteca」サイト内のコーディネイト機能を使ってファッションセンスを競い合う「コーディネート大賞」を実施中です。特別審査員には、有名芸能人やCM、映画などを手がけ、ご本人もテレビ出演されたこともあるトップスタイリスト鬼塚美代子氏にご協力を頂く予定です。プロ中のプロのスタイリストさんからコメントをもらえるかもしれません。
お友達にも伝えていただき、ふるってご応募くださいませ!!


自分のセンスを世に発信したい・・・そんな願望は誰しもが持っていますし、実際のファッションそのものの楽しみ方ですよね!

myupo」の自分の気持ちを歌とデコメで相手に伝えたい・・・
miteca」の自分のセンスを世にアピールしたい・・・

こんな感性から来る素直な若者の欲求に応えることができる二つのサービス・・・
今後も「感性」をテーマに、更に大きく発展させていきますので、皆さんよろしくお願いします!

大人がいない世界?

大人がいない世界_resize.jpg中学のときだったか・・・
童話というか、大人向けの童話のような不思議な本を読んだのですが、タイトルも作者も覚えてないのに、その後何十年経った今でも時々思い出す本なのです。

ある日、目が覚めたら大人がいなくなっていて、街全体が子供だけ・・・という展開。

でも、なぜか生活に困る様子はなく、子供同士で協力し合いながら一部では工場を運営し、一部ではショッピングセンターを運営している・・・活気溢れる街なのです。
ビルを建てている工事現場には大勢のヘルメット姿の子供達がいて、現場監督らしき子供の指示でクレーンも無いのに鉄骨が宙に浮き、指定のところまでたどり着くと担当の子供がそれを結合する・・・といった具合に、文明の利器がなくても作業が進んでしまう不思議な世界。
お金はそのまま使われているけど、泥棒や詐欺などの犯罪は一切無い。
大人が心配しそうなことは全く問題となっていない子供だけの世界が書かれているSF小説のような童話です。

中学生だった私が、当時この本のどこに感動を覚えたのか・・・それすら記憶に無いのです。
もしかしたら、反抗期だった私は、単に大人のいない世界への憧れをこの童話に重ねていたのかもしれません。

反抗期を過ぎると、こんどは逆に大人に憧れ、更に歳を重ねていくと大人の世界の醜い部分が見えてきてしまいます。
醜い部分を見てしまった都度、この童話が頭にふと浮かんでくるのです。
あの童話は、大人の醜さを風刺していたのかもしれない・・・と。

知性と経験、そして人間味から出てくるいわゆる「目力」・・・童心に帰ったときのような「少年のような目の輝き」・・・両方を持ち合わせた大人はたぶん魅力的な大人でしょう。

私自身も「少年のような目の輝き」を忘れないように気を使ってきたつもりですが、どうすれば忘れずに済むか・・・その真髄を発見する為の「鍵」が隠されている本だと思っています。

実家にあるはずのこの本、大人になってもう一回読んでみたいと思ったときには既になぜか行方不明・・・
思い出すたびに、この本を探してみるんですが未だに見つかりません。
ネットで調べたり、司書を目指している人に聞いても見つからず・・・
どなたか、心当たりがある人は是非ご連絡頂ければと思います。

実家の本棚では、確か星の王子様の隣にあったように記憶しているので、もしかしたら絵本だったのかも知れません・・・

WANTED!!


「味」の不思議

wine_resize.jpgワインラベル写真からワイン検索ができる「フォトナビ・ワイン」サービスの準備の時期、ワイン業界のプロの方のテイスティングに参加させて頂いた時のこと・・・

見た目は普通の白ワインなんですが、飲むと炭酸飲料を飲んだときのように舌がピリピリする感じがしたので「これって多少スパークリングですかね?」とたずねると、「いやいや、それは酸味の一種だよ」・・・
酸味と言えば、すっぱいとばかり思っていましたがそうではない酸味もあることを初めて知りました。

驚いたのはそれだけではありません。
赤ワインに多く含まれるタンニン・・・シブ柿を食べた時の渋い味に似ていますが、タンニンによる渋みは「味覚」ではなく「刺激」だそうです。確かに、ワインを口に含んで歯茎と唇の間にしばらく溜めていると、歯茎がキクキクする独特な渋みが残り、味覚を感じないはずの歯茎で感じていることで「味覚」ではないことががわかります。

舌で感じる味覚は、甘味、酸味、塩味、苦味、日本人が定義した旨味の5つが世界的な基本だそうです。これらに加えて、辛味や渋味などの刺激による感覚も含めて、我々が普段使っている一般的な意味での「味」になるようです。

そういえば、ワサビの刺激は脳で感じるとも言われていて、ワサビを辛いと言う人もいますが私は多めのワサビを口にしてしまったとき辛いと言った記憶がありません・・・何と言っているのでしょうか?・・・「うっっ!」でしょうか?
一般的に言う「味」は舌で感じる味覚や刺激だけでは到底説明できない複雑なもののようです。

「味」に関わる別の重要な要素が香りです。
グラスに注がれたワインの香りと、飲んだ後に口から鼻に抜けるときの香りと2種類あり、意識するとこの2種類の香りが驚くほど違うんです。
例えば、飲む前にグラスに鼻を近づけたときは、雨の日の馬小屋を連想させるような土臭いというか草の匂いがしてたのに、飲んだ後の香りはさわやかな高原の広大な花畑にでも来ているようなまろやかな心地よい果実の香りがするのです。

普段の食事も同様に、香りは美味しさの重要な要素です。

「味」を左右する要素として、味覚と香りの他にも更に、料理の温度・見た目の美しさ・食する環境・その時の気分などがあると思います。

前に行ったレストランがとても美味しかったのでもう一回行ってみたら、こんどは思ったほど美味しくなかった・・・なんて経験ありませんか?
コストダウンで食材が変ったのかもしれませんし、シェフが変ったのかもしれません・・・が、ほとんどの場合はその時の気分や一緒に食事した人の違いが影響していると私は思います。

仕事が一区切りついた後の気を使わない仲間との食事は美味しく感じるものです。
「勝利の美酒」とはよく言ったもので、同じビールなのに試合に勝った後に飲む冷えたビールは格別です。
美味しく感じるには、レストランの窓からの景色、照明、インテリアなどの雰囲気も重要ですし、フロアーの人達の接客態度も「味」に大きく影響すると思います。
「味」の半分は食する環境によって決まると聞いたことがあります・・・全くその通りです。
その中でも、私は、「誰」と食事するか・・・が一番「味」に影響する要素だと思うのです。

夏休みに家族旅行先の宿で食べたしゃぶしゃぶ・・・ワイン好きの友人と飲むワイン・・・残業後に同僚と行ったラーメン餃子ビール・・・初めてのデートで食べたソフトクリーム・・・

物理的に考えれば、誰とどこで食べても、同じ料理だったら味覚や香りはそんなに大きくは変らないはずです・・・が、実際に感じる「味」は大違いだったりします。
皆さんも必ず経験があるはずです。

「味」=「味覚」+「刺激」+「香り」+「見た目」+「温度」+「雰囲気」+「接客態度」+『誰』+?

「味」は不思議です。


「世の中に共通な辞書は無い」理論

辞書は無い.jpg相手に誤解の無いように伝えたいとき、言葉を選んでいる間の「一瞬の沈黙」は珍しくありません。

考えや気持ちを言葉で相手に伝えるのは意外と難しいものです。

仕事でのミーティング中、一つの言葉の意味をお互いに違ったニュアンスで理解していると、ちぐはぐな議論となり時間の無駄だった・・・ということもあります。

また、「適当にお願い!」といわれたときにどう解釈するかはその人次第です。一般的には、いい加減に・・・手を抜いてもいいから・・・という意味合いが強いと思いますが、適当=適切の場合もありますので、やり過ぎない程度にちゃんとやってください・・・とも解釈できます。
辞書で「適当」を調べると、
1)ある条件・目的・要求などに、うまく当てはまること。かなっていること。ふさわしいこと。
2)やり方などがいいかげんであること。また、そのさま。悪い意味で用いられる。
一つの言葉が逆の意味を持っているのです。

日本語は更に厄介で、単に「いいぞ!」の掛け声だけでも誤解を生みます。

野球のルールをよく知らない、運動大嫌いの小学生を無理やり引っ張り出して皆で野球で遊んでたときのこと・・・
彼の第1打席はゆるいピッチャーライナー・・・ピッチャーがボールをキャッチした後でも彼は1累に向けて猛ダッシュ・・・
「アウトだから走らなくていいよ!」と大声で教えてあげる。
2打席目は予想に反してなんとクリーンヒット・・・思わず「いいぞ!いいぞ!」と叫んだら、
何を思ったか、途中で引き返してしまった彼・・・そう、走らなくて「いいぞ!」と聞こえたのです。
私は唖然としましたが、彼への申し訳ない気持ちでいっぱいになり、なんで「走れ!走れ!」と言わなかったのかと後悔した思い出があります。

日常生活でもこのような言葉の解釈による誤解は普通に生じているのではないかと思っています。それも、相手が誤解していることにも気付かないうちに気軽な会話はどんどん先に進んでいきます。
よく考えると、本当に怖いことです。

職場で、「先方に何回かお話したので解っていると思います。」という言葉をよく耳にします。でも、基本的には「自分の言葉は相手に通じない」と思っていたほうが無難です。

100人いたら、100人がそれぞれ自分の「辞書」を持っているのです。

普段から一緒にいる友人や同僚の場合は、相手の言葉を自分の辞書に登録済みなので、あまり問題は起きません。

よく、ビジネス本に「自分の言葉で理解しろ」、「言葉だけで指示を出すな」といった類の教訓のようなものを目にします。
これらは私自身も気をつけていることです。

口頭で指示を出したとき、1回ですべてを理解してもらっているとは思っていません・・・ですから、1回指示を出して部下が期待通りに動かなくても注意したりしません。言葉を変えてもう一回普通のトーンで指示を出します。
2回、3回指示するうちに、相手も無意識に自分の辞書にある言葉に変換して理解が深まってゆくと思うのです。

あと、相手によってはあまり長い説明はしないようにしています。
ちゃんと理解してもらおうとするほど、特に私は、指示に関する背景や意図などの説明が長くなってしまい勝ちですが、共通な辞書を持たない相手にたくさんの言葉を使って長い話をすると余計に混乱してしまう場合も考えられるからです。

恋人同士や新婚夫婦の場合は特に意識して欲しいです。

もちろん普通の人たちよりも、相手の辞書を理解しているはずですが、今までにない環境・話題・・・例えば結婚式場選びから始まる結婚準備だったり、新居を構える話になると、理解していない相手の言葉が行き交うことになります。
単に遠慮しただけなのに・・・甘えただけなのに・・・慣れない内容の会話になると簡単に誤解が生じてケンカになることもあります。

言葉を選んでいる間の一瞬の沈黙・・・きっと相手と自分の辞書は違うことを知っている人なんだと思います。
そう考えると、生放送のニュースキャスターや司会者、評論家先生方はすごいです。聞いている多くの人に誤解の少ない言葉がすらすら出てきますので・・・

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