「直感を信じろ!」、「直感を大切に・・・」こんなフレーズをときどき目にします。
確かに、我々の日常生活はかなりの部分を直感に頼って過ごしていると思います。
- おなかが減ったなぁ・・・ラーメンが食べたい!連鎖的に頭に浮かびます。
- 家を出る時なんか忘れ物しているような気がしてると・・・あっ、携帯が無い!
- 服を買おうとしている時、あれもいい、これもいい、どうしよう・・・でも結局一番最初に気になったものを購入。
- 昔の卒業写真、百人以上の小さな顔が並んだ集合写真・・・自分を見つけるのって意外と簡単ですよね?別の人を探すときは、端から順に一人一人確認しなければ見つからないのに・・・
- この取引、なんとなく止めといた方が良いような気がする・・・
直感に共通なもの・・・それは忘れてしまった記憶、もしくは無意識の記憶だと思うのです
ラーメン・・・無意識に今度機会があったらラーメンを食べたいと思っていた・・・同じような境遇のときラーメンを食べて満足したことがある・・・
携帯が無い・・実はどこかに置き去りにされた携帯電話をその朝一瞬目にしていたが意識してなかった・・・いつもカバンに入れる習慣なのにその動作が無いことを無意識に記憶していた・・・
・・・そう、直感は意識的な思考プロセスは無いけれど、無意識の中ではしっかり記憶を分析して考えていると私は思います。
例えば通勤途中に目に入ってくるいつもの光景は、意識的に記憶している自覚はありません。
でも、電車を降りてしばらく歩いたあたりで、「あれ!前に歩いている人、電車で一緒だったなぁ」と思うことありませんか?しっかり記憶しているのです。
一般的には意識の脳が左脳、無意識の脳が右脳といわれていて、それぞれを直接繋ぐ神経の数はゼロに近いそうです。
左脳では呼び戻せない記憶でも、右脳は覚えているのです。
右脳が無意識の記憶をもとに考え(感じ)て出す結論が『直感』なのだと思います。
私は、仕事上の判断でも、基本的に直感を信じます。情報収集したり人に相談するのは、自分の直感が正しいかどうかの検証をしているに過ぎないのかもしれません。
自分の長年の経験が詰まった膨大な無意識の記憶から、自分の無意識の脳が考えているわけですから、直感も自分自身で考えた立派な結論なんです。
直感力を鍛える・・・をテーマにした本はたくさんあります。正確なことを知りたかったら専門家先生たちが書いた本を読んでいただきたいのですが、私なりの直感力を鍛える方法は・・・
とにかくいろいろ経験する。観察する。そして時には我慢。
経験、観察による五感の情報は無意識の記憶となり、右脳の栄養=直感の源になるのです。
右脳の栄養は取りすぎてもメタボにはなりませんが、栄養が偏るのは危険です。
例えば、嫌いな人や苦手な仕事を避け続けるのではなく、多少苦痛でも、無意味と思っても、ある程度の期間は栄養バランスの為だと思って我慢して付き合ってみるのです。
右脳の直感的思考を左脳は『感性』という言葉で表現していると私は思います。
英語でも感性は「kansei」というそうです。
感性豊かな人・・・それは多くを経験して直観力が強い人とも言えます。
私は今後も、お客様の「気になる!」「ワクワクする!」「心地よい!」などの感性を大切にすることで事業を拡大していくつもりです。
たぶん、左脳の処理能力はコンピューターに及ばなくても、「感性」は人間が生み出したすべての物より優れていると思うし、実は人の生活の大部分は感性に従っているはずだからです。